きくらげ栽培新システムの展望 1

きくらげ栽培新システムの展望 1

 

先日からお伝えしておりますきくらげ菌床製造のオートメーションシステムですが、製造メーカーの運搬スケジュールの関係で弊社菌床工場への設置は今月末頃の予定になっております。

この案件に関してまして、先日、日本経済新聞から取材を受けました。

国内産きくらげの需要の増加に伴って、弊社の一番の課題が菌床の製造量の問題でした。

菌床は他の作物栽培においては土壌に当たるもので、この菌床の品質がきくらげの品質を決める重要な素地となるものです。

弊社では、菌糸だけでなく、この菌床の内容分のメインであるおがくずも全て国内産のものを使用した『純国内産』で製造しており、通称『きのこの山』といわれる厳選した地域のチップを使用することで、他の国内産きくらげとは一線を画した製品を提供しております。

それ故に菌床製造に関しましては、職人による経験とノウハウが品質確保の重要なポイントを占めており、従来の半自動の生産システムでは急速に伸びていくきくらげ市場への対応や業務拡大を図る生産者の方々への菌床提供に影響を与えておりました。

この課題を解決すべく今回開発したのがきくらげ菌床自動製造装置となります。

これによって安定した品質の菌床を今までの2倍生産することが可能になり、現状の課題だけでなく今後の周年栽培(年間を通しての栽培)の増加にも対応できる事になりました。

このシステムの導入を機に、現在25社、45栽培棟(2016年10月末時点)のきくらげ生産企業を5年後には250社、1000栽培棟まで拡大し、およそ2万7千トンある国内のきくらげ流通量(いまだに大半が輸入物)での国内産きくらげの割合を増加させたいと考えております。

 

 

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