きくらげ菌床自動製造装置の搬入日決定
きくらげ菌床自動製造装置の搬入日が12月13、14日に決定致しました。
運搬スケジュールの関係で延期になっておりましたが、搬送予定日の気象状況(積雪など)に問題がなければ来月中旬には設置ができます。
輸入依存型市場における新たなポジショニングは、従来の参入障壁をひとつずつクリアしていく必要があり、そのためには思い切った生産技術のイノベーションも重要な戦略のひとつとなります。
今回の新システムによって得られる「品質の安定」「生産力アップ」「スピード化」「コスト削減」といった導入メリットは、弊社の今後の競争力の基盤となるものであり、企業ポテンシャル向上の裏付けとなるものです。
技術革新の進歩に伴い、欧米や中国などでは様々な分野でオートメーションの流れが加速しています。
今後はAIを駆使したさらに精査されたプログラミングが加味されていくものだと思います。
弊社も、このような新たなチャレンジを試みることで、形骸化された概念を覆してよりフレキシブルな発想で、限界値を持たない新しいプランニングを目指していきたいと考えております。
さらに、自動製造装置導入を含めたフルパッケージできくらげ生産事業を展開される企業様との連携を強固にして、グループ全体の底上げに繋げていければと思っております。
また、弊社栽培棟の方では今期から周年栽培を進めておりますが、本格的な冬シーズンに向けてハウスの体制も着々と整えております。
周年用ハウスでは廃油ストーブの設置も終わり、現在は試験稼働を行っているところです。
乾燥と低温というきくらげの生育にとっては全く適さない冬の外気の影響を注視し、きくらげの生育速度と照らし合わせながらハウス内の環境を調整していくことになります。