既存施設を利用したきくらげ栽培は可能か?

 

きくらげ生産事業に興味を持たれている方から「既存の施設を利用したきくらげ栽培は可能か?」というお問い合わせが増えています。

 

初期投資額を少しでも抑えてリクスを軽減したいという方や、既存施設を有効活用した施設マネジメントで、町作り、町興しに貢献したいという企業様の方針などによるものです。

実際、こうした流れは国や自治体の公的ストックの有効活用プロジェクトなど、地域インフラの構想としても推進されていますので、今後も社会的な広がりを見せていくものだと推察します。

 

結論から申しますと、既存施設を利用したきくらげ栽培は可能で、現在、数件の生産者の方々もそういった体制で取り組んでいらっしゃいます。

廃校や廃工場、廃倉庫といった利用していない既存施設を上手く活用してきくらげを生産するという、ある意味新たな生産スタイルで行っていらっしゃいます。

 

栽培棟や乾燥棟などの施設建設は、地域の気候や環境状況(雨が多い、強い風が吹く、台風がよく来るなど)によっては、それに対応した仕様で作らなければならない場合がありますし、市場の相場に地域差があり、建設費が地域によって大きく違ってくるケースがあります。

ですから、参入を希望していてもそういった部分の初期投資が重くのしかかり、やむなく参入を辞退するといったケースもあります。

しかし、既存施設であれば長年その地域の環境に適合してきたものですから基本構造に問題ありませんし、多少のリペアを加えることで十分活用できるものは多くあります。

また、既存施設を利用することで古い施設の取り壊しを防ぐことができますので、廃棄物発生を抑制して環境問題にも貢献できることになります。

そういった意味でも、有効活用できるものは、是非とも活用して頂きたいと思います。

 

ただし、既存の施設であってもきくらげの生育に最適な環境が作れるものでないといけませんし、雑菌の侵入や発生を抑えるためにしっかりとした処置を施す必要があります。

こういった点を十分に踏まえて、既存施設を利用するか新しく建設するかを選択して頂ければと思います。

 

弊社では、このような案件でもご相談いただければいろいろな形でご提案させて頂くことが可能です。

ご質問や疑問等があれば、遠慮なくお問い合わせ下さい。

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