台風対策は今後のきくらげ栽培の重要課題

 

前回の台風被災地の復興が十分に進まないうちに新たな台風が来て、また新たな被害が出たようです。

今までとは全く違う前例のない進路を辿って西日本を横断している台風12号ですが、今までの経験が通用しないと言われてます。

今回の台風は、日本上空の偏西風から切り離された「寒冷渦」と呼ばれる低気圧の半時計回りの空気の流れに沿って北上、その後チベット高気圧の勢力で進路を阻まれたためにそのまま日本を西へと進む形となったようです。

コンパクトな台風のため、突然強風や大雨に見舞われる危険性があると同時に、従来の「台風一過」ではなく、南から湿った空気が入り込んでくるため、地域によっては台風通過後も大雨が降ったり、竜巻や突風、高波が来る可能性があるとのことです。

 

温帯気候の特性が日本を始めとした先進国の発展を育ててきたわけですが、これからはこのような異常気象は当たり前になってきそうです。

 

他の作物に比べ、気象の変化には比較的強いきくらげ栽培ですが、それでも栽培棟の構造の見直しや補強といった新たな自然災害への対策を考える必要が出てきているようです。

 

また、これまで続いてきた猛暑ですが、台風通過後も再び猛暑になる気配があります。

これ以上の暑さが続いたとすれば、害菌や病気などきくらげへどのような影響が起こるかはわかりません。

きくらげ栽培の環境管理も、従来の常識の幅を広げた思考・考察が求められる時期にきているようです。

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